地位と権利
国連システムを理解し、その中での P.R.I.D.E. の位置 —— 経済社会理事会の「非政府組織委員会」における特殊協議資格 NGO —— を明らかにします。
国連システムの概観
国連システムは、主要機関、基金・計画、専門機関などの複数の階層から成ります。各 NGO は経済社会理事会(ECOSOC)を通じて国連と協議関係を結び、その下部の「非政府組織委員会」が審査を担います。P.R.I.D.E. はこの仕組みのもとで、1999 年に ECOSOC 特殊協議資格を取得しました。
主要機関
- GA 総会
- SC 安全保障理事会
- ECOSOC 経済社会理事会
- ICJ 国際司法裁判所
- ST 事務局
- TC 信託統治理事会
信託統治理事会は1994年に任務を完了し、活動を停止しました。
経済社会理事会の下部機関
経済社会理事会は、その下部委員会を通じて NGO との協議関係を構築・管理します。
機能委員会
- 女性の地位委員会 CSW
- 社会開発委員会 CSocD
- 人口開発委員会 CPD
- 麻薬委員会 CND
地域委員会
- アジア太平洋経済社会委員会 ESCAP
- アフリカ経済委員会 ECA
- 欧州経済委員会 ECE
- ラテンアメリカ・カリブ経済委員会 ECLAC
その他の機関
- 非政府組織委員会 P.R.I.D.E. ▸
- 開発政策委員会 CDP
- 先住民問題常設フォーラム UNPFII
国連システムのその他
基金・計画
- UNDP 国連開発計画
- UNICEF 国連児童基金
- UNFPA 国連人口基金
- UNEP 国連環境計画
- WFP 国連世界食糧計画
- UNHCR 国連難民高等弁務官事務所
- UN-Habitat 国連人間居住計画
専門機関
- WHO 世界保健機関
- UNESCO 国連教育科学文化機関
- FAO 国連食糧農業機関
- ILO 国際労働機関
- IMF 国際通貨基金
- World Bank 世界銀行グループ
- WIPO 世界知的所有権機関
- UNIDO 国連工業開発機関
概略図です。当組織に関係する代表的な機関のみを示しています。完全な構造は国連公式図をご覧ください。
国連システムにおける P.R.I.D.E. の位置
- 国際連合
- ECOSOC 経済社会理事会
- 非政府組織委員会
- P.R.I.D.E.(特殊協議資格 · 1999)
「非政府組織委員会」の審査を経て経済社会理事会が決定し、P.R.I.D.E. は1999年以来、特殊協議資格を有しています。
国連システム公式図
下図は国連が公式に発行した完全なシステム構成図です。クリックで拡大できます。経済社会理事会の下の「非政府組織委員会」が当組織の協議資格の所管です。
クリックで拡大 ↗ 特殊協議資格による権利
国連経済社会理事会の決議 1996/31 に基づき、協議資格を有する NGO は一連の参加権を享受します。P.R.I.D.E. は「特殊協議資格」を有し、次のことが可能です。
- 01
オブザーバー出席
授権代表を指名し、経済社会理事会およびその機能委員会の公開会合にオブザーバーとして出席できます(ニューヨーク、ジュネーブ、ウィーンに代表を置けます)。
- 02
議題の入手
経済社会理事会およびその補助機関の会合の暫定議題を入手できます。
- 03
書面陳述
専門とする議題について書面陳述を提出でき、国連事務総長が理事国に配布します(特殊資格:理事会宛て500語以内、委員会宛て1,500語以内)。
- 04
口頭発言
経済社会理事会の機能委員会(女性の地位委員会 CSW など)で、専門事項について意見を述べることができます。
- 05
国際会議への出席
国連が招集する関連国際会議およびその準備会合に認定出席し、簡潔な口頭・書面陳述を行えます。